2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

北村薫『玻璃の天』

文庫化されていたことすら気付いていなかった。しかもシリーズ2作目。1作目を読もう。「ごきげんよう、お姉さま」な世界が描かれていますが、エスな世界と北村薫お得意の「日常の謎」の系譜は親密性があるようです。でこの本の文庫書影は以下。

菱田愛日『空の彼方』メディアワークス文庫

何気なく手に取った作品。小粒な感じだが、防具屋を一つのメルクマールとして物語が進むのは面白い。しかし、RPG的と言い換えられるかもしれません。アトリエシリーズではないですが、ゲームにありそうな設定でもあります。

元長柾木『全死大戦』1、2巻、角川文庫

そうか。単行本ではタイトルが違ったわけですね。相変わらず予備知識ゼロで読みました。面白い。「大戦」とつくのは、悲惨であれ何であれ物語を引っ張っていくだけの「何か」がないと成り立たないものかもしれません。しかし、ここでの対立軸は分かりにくい…

蜂の巣にされた魂の束

気が付いたら更新がストップしたまま週があけました。風邪を引きずったまま、今度は腹痛に悩まされております。というかおりました。完治ではないのですが、まあ、何とかやっております。

有川浩『シアター!』(メディアワークス文庫)

「役者になるための免許や資格は存在しない、というところがミソである。実際の収入はほとんどバイトに頼っている状態でも、どんな端役しか回って来なくても、芝居を続けている限り役者と名乗れてしまう。うっかりすると実際に役がつかなくたって自分は役者…

蒼空を翔けたいんです

風邪というものは厄介だなと痛感しております。のどの痛みが引いたと思ったら、数日前から鼻水が出ています。最初は蛇口を開きっぱなしの水道の様。なぜ各個撃破のように攻められているのか分かりませんが、ようやく今日の夕方くらいから向こうが撤退したと…

ピーナッツをひとつ 噛み砕きながら 飲み込んでしまった想いは

本日は打ち合わせの帰りに丸善に行き、檸檬を置く代わりに本を買いました。東京駅から外に出たのは実は初めてぐらいではなかろうか、と思ってしまうほど、自分にとって東京駅はハブ的な存在であって日常的に使用する駅ではありません。しかし、たまにはいい…

職場の猫

昨日撮影をした職場の猫。携帯を向けると横を向く。もはや横を向くことが自己主張のようである。

ヒューマニズムに息は白い

風邪はようやく衰退傾向。風邪薬を飲むと、とにかく喉が渇いてしかたなかったので今は飲んでおりません。しかし、普段は飴を舐めることもほとんどないと言って良いのに、昨日ついに購入してしまいました。余りそうな気配が濃厚に漂っていますが、黙々と消費…

多崎礼『“本の姫”は謳う』4巻、C・NOVELSファンタジア

何となく読み始めた多崎礼作品。ようやく読み終わりました。ファンタジー世界を舞台に、世界に散らばった文字(スペル)を集める若者と本からホログラムのように浮かび上がって存在している姫の物語。が主軸ですが、最初から何の説明もなく同世界の過去の物…

リライト

風邪は結構しつこい。喉だけなのですが。

三雲岳斗『ダンタリアンの書架4』角川スニーカー文庫

少女の胸倉に鍵を突っ込んで、取り出した本を使って戦うお話。と略してみます。これは一体何の表象ですか。各地に散らばった幻書を探し求める連作短編集ですが、ライトノベルらしいキャラクターに溢れ、必ず戦闘シーンが入ってもきます。しかし、幻書自体は…

Lovin’ You

風邪を引く。横山輝一のアルバムが発掘されたので、iPodに入れてみました。懐かしさというのが一つのコンテンツではあり続けるわけですが、しかし、その持続性は結構儚いものでもあります。2日ぐらいで飽きました。それにしても90年代のはずなのに80年代の匂…

犬村小六『とある飛空士への恋歌』3巻、ガガガ文庫

日常性から非日常性への転換という3巻。既に空飛ぶ島というだけで非日常的であったのが、そこでの日常生活が編まれ始めると次第に日常性へと回帰していた。ということに気付かされる3巻でもありました。しかし、登場人物たちが死亡フラグをどんどん立ててい…

外れた路地が手招くようだったな

結局、この連休は背筋痛に悩まされて生活していました。最初は起き上がれないし、体を捻じ曲げたりも難しいわけですが、ようやく少し曲がるようになりました。いかに日々、背筋を使って生活しているか、そしていかに日々、背筋を痛めるほどPCに向かっている…

篠原健太『SKET DANCE』11巻

高値安定な感じの面白さ。ヒメコがボッスンの反応やらを見てウキウキしている感じとか、前巻に続けてメイド服を着ているところとか。って僕は何を読んでいるのでしょうか。テンポの良さとくどくないシリアス、さらには仲間意識。そのバランスの良さがありま…

くすんだ月をTシャツでこすってるんだ

連休という甘美な誘いに負けてしまい、今日は読書をしただけの一日でした。雑用も色々とあるというのに。しかし、年末に読んでいなかった新聞連載ですが、ぽんぽこ仮面(正式名称『聖なる怠け者の冒険』)のほうは小和田くんんが捕まったかと思うと悪の帝王…

あれ

冷静に考えると読了タグは意味がない・・・?いや、まあ、とりあえず。

野村美月『DVD付特装版"文学少女"見習いの、傷心。』ファミ通文庫

特装版のほうを買いました。まだDVDは見ていませんが、文庫のほうの分厚さには驚き。外伝のはずなのにきっちりと心葉くん、琴吹さん、日坂さんそれぞれの成長が感じられる作品です。そして登場すらしないのに存在感輝く遠子先輩も。

忘れそうな自分の声、喉はずっと乾いてる

松の内も終わりそうです。今年も七草粥を食べませんでした。といいますか、正直なところ食べたことがありません。一度くらい食べてみたい気もするのですが、明日の仕事帰りに売れ残りなどを・・・それは今日の夜とかに目指すべきでした。あと職場のほうにも…

猫砂一平『末代まで! LAP1 うらめしやガールズ』角川スニーカー文庫

そうだ。読了というタグを作ろう。とはてなに何年も住んでいるのにね・・・。花子さん、お岩さんなどの妖怪やらが学校という枠組みの中で生息しているというのは興味深い点でした。

人生はフリースタイル 孤独でも忍耐

今日は雑用をこなす。雑用といってもそれはそれで重要である。と言い聞かせないといけません。しかし、他人から言われると癪なので、自虐的に書き上げるのが宜しい。あと出会う人に新年の挨拶もする。基本的には時候の挨拶などをすっ飛ばして生活することが…

デザイン

ブログのデザインをかえてみました。でも、画像が少し下につくように見えるのはかわりませんでした。これは私のモニターが悪いというのか・・・。それとも気付かずにどこかをいじってしまったのでしょうか。後者が最有力候補。

まぶたの裏の猫が笑った

猫を見たらピートと言ってはいけないように、黒猫を見たらジジとは言ってはいけません。もちろん「キキって言ってごらん」などとは。しかし、冬は白猫より黒猫のほうが暖かそうですね。

風に吹かれて似たように凍えるのに

『ウェルかめ』が徳島、『坂の上の雲』が愛媛、『龍馬伝』が高知。愛媛県出身としてはNHKがなぜこれほどまでに四国を取り上げるのか戸惑って仕方ありません。でも一つ足りない。

年賀状。

なぜ送っていない人から届いたりするのですか。というわけで、本日追加でプリントアウトしましたが、今日はもう外に出るテンションではないので、明日投函します。しかし、ぱっと見たときにこの人に送ったのか送っていないのか判別できなくなりました。数が…

二足歩行してる空っぽの生きもの

とりあえず僕は餅を食べません。あんな危険なものをなぜ食うのだ。普通に白米を炊けばいいじゃないか。という感じなので、正月だとて普通に過ごしています。食生活がかわることもありません。しかし年末に本屋に足を運べなかったし、図書館にもいけなかった…

初夢

を書いておきましょう。というほど覚えていませんが、初めてあった人と何かに関して議論していました。議論という行動だけを覚えています。

あと

年賀状は2日の朝にポストに投函しました。「投函した」の主語はもちろん「家族が」。

恥豚様

年末は海外出張だったのですが、飛行機内や宿で必ず聞いていたのが伊集院光のpodcastでした。このくされ恥豚様には本当に感謝しております。異国の地で聞くトークは絶品でした。