2010-01-01から1年間の記事一覧

夏の午後

で、早速、読書備忘録として。

小川一水『天冥の標 3 アウレーリア一統』ハヤカワ文庫、2010

歴史年表のわずかな部分を切り取って提示されている壮大な感じが伝わってくる。第3巻。2巻からもう何百年?という時間的距離があるにせよ、きっちりと繋がっている。あと宇宙船の船長がまさかの男の娘でした。

冲方丁『天地明察』角川書店、2009

渋川晴海という名前は高校の教科書以来、目にしました。従来の時代小説作家だと長々と書き続けて、全3巻となりそうなところをうまい具合にまとめ上げています。しかし、amazonのページには動画まで貼られているのか・・・。

西尾維新『偽物語』上、講談社、2008

一先ず上巻だけ読みました。

エンドレスエイト

既にはてなにログインすること自体が1ヶ月ぶりな件について。それはともかく。せめて読書の備忘録ぐらいには活用したいです。

記伊孝『天使のトビト』講談社

打ち切り気味で終了しているので本当に残念。素手で闘い、世界の秩序を保つ活動をする「天使」たちの物語。主人公の少年が天使を目指し、候補生になり、さあ、これからなところでラストバトルへ突入してしまった・・・。なんとなく聖闘士星矢を連想するから…

小坂伊吹『夕星の皇子、明星の天子』1巻、メディアファクトリー

大化の改新を描いた作品。ボブズボームの「創られた伝統」を受けながら、「大化の改新」を描きだす・・・のでいいのでしょうか?最近は古代も中世もこの文脈である程度語ることが出来るので色々と大変ですが。というのとは何も関係なく漫画は描かれています。

平野耕太『ドリフターズ』1巻、少年画報社

みみすま放送中のツイートが凄まじ過ぎたヒラコーの新作。こちらもすごい。島津豊久とは・・・。しかし、島津が中心となってバンドでも組んで、気がついたらお笑いをやる漫画かと思っていました。すみません。

何かの間違いじゃないだろか あぁ何も言わないで

先週の金曜日に耳すまを見て、twitterで発狂するという祭りに参加していた皆様、こんにちは。今日の東京はあいにくの雨降りです。投票すませましたか?今日の福山龍馬は時間が違いますよ。要確認。そんな日曜日。といいますか、7月初めてのブログ更新でした。

妹尾ゆふ子『翼の帰る処』上・下、幻狼ファンタジアノベルス

ふうむ。帝国の歴史官だかの主人公が北辺の領地に左遷され、なぜか領主(王族)の副官として活動をはじめる物語。主人公の能力が過去を見ることが出来るという歴史学者には美味しい能力を持っているというのに、使うと倒れるほどの貧弱な主人公・・・。なん…

庵田定夏『ココロコネクト ヒトランダム』、『ココロコネクト キズラダム』ファミ通文庫

ヒトランダムが人格転移、キズランダムが欲望解放を描いた作品。高校生たちの部活動内における青春をここまでもSFという枠組みで切り取って描いてくれる作品があるとは驚きです。というか面白すぎて、読み出したらノンストップでした。単なる青春小説でど真…

地下鉄は走ってく 君は髪をなびかせて

しかし、梅雨入りしたというのに洗濯物がよく乾く天気ばかりです。

久住四季『七花、時跳び』電撃文庫

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僕の踵はなかなか減らない

梅雨の前に夏が来たようです。

木地雅映子『マイナークラブハウスへようこそ!』、『マイナークラブハウスの森林生活』ポプラ文庫ピュアフル

学校、家庭といった集団組織に馴染めないものたちが集まったマイナークラブハウス。高校の部活動として組織立てていくことが出来ない人数のクラブが寄り集まっている建物があり、そこには集団生活からつまみだされたものが自然に集まってくる。しかし、痛い…

何処にもない俺たちのロックンロール

明日は午後出勤です(キリッ

哀川譲『俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長』電撃文庫

読みました!話題だったので。

渡航『あやかしがたり』3巻、ガガガ文庫

ついにトカラ列島にまで行ってしまいました。抜け荷だそうです。しかし、既にあやかしがあまり関係なくなっている。あと主人公の行動原理はあまり共感が出来なくなっている。

福井晴敏『機動戦士ガンダムUC(4) パラオ攻略戦』角川スニーカー文庫

ここにきて一年戦争というものが如何にその後へ影響を及ぼしているかが、より鮮明に見えてきた。

砂嵐の夜に加速して

雨が降ってきました6月4日深夜。最近は疲労が大きいですね。

6月の雨

とろけるように眠いです。仕事の一日。「辞任なう」のニュースが飛び込んできて、職場の人も皆、テレビに目を向けている、そんな朝でしたが、僕は伊集院のPodcast数週間分を一気に聞きながらの出勤でご機嫌でした。安いご機嫌です。雨は降らず、日差しが強い…

あのニュースキャスターが人類を代弁して喋る

5月が終わります。僕は風邪をひきました。

成田良悟『バッカーノ!1710―Crack Flag』電撃文庫

救われないけれども、このシリーズには避けて通れない部分だったのかもしれません。時間軸すらぶつ切りで語られていくバッカーノも、かなりの巻数を数えるようになりました。

渡瀬草一郎『輪環の魔導師〈7〉疾風の革命』電撃文庫

人種問題が登場。ファンタジー世界は読者にとってはあちら側なのですが、急に現実化してくる部分があったり、しかし、それでも最終的には対岸の話という距離感があったり。

三雲岳斗『ダンタリアンの書架』5巻、角川スニーカー文庫

書物をめぐる連作短編集。上手い。

三雲岳斗『少女ノイズ』光文社文庫

amazonだとラノベレーベルはイラストレーターの名前も表示されますが、一般文庫(というか非ラノベ)だと作者名だけなのですね。ミステリですが、有川浩が解説でそんなことはどうでもよくて、キャラクター小説です、と身も蓋もないことを書いています。

最近読んだ小説を列挙してみます。思い出したものから書きます。

サーフブンガクカマクラ

全然更新していませんでしたが、5月が終わりそうです。これはニュースですね。5月が終わりそう。さて最近、アジカンを聞き直しています。このアルバムのコンセプトはくるり?みたいなところとか興味深いです。

茅田砂胡『デルフィニア戦記外伝―大鷲の誓い』中公文庫

リィが来る前から帰って後までを押さえた外伝。というか、デルフィニア戦記自体が作者の一連の物語の中では外伝的な位置づけをすることが可能なことを知ったときの衝撃は・・・。それにしても久しぶりだったので最初は全て忘れていましたが、キャラで思い出…

GO!GO! MANIAC

買いました・・・CD屋に行くのが面倒だったのでiTunes storeにて。そういえばアニソンといえばアジカンの新曲も良いですね。