最近読んだ本

9S(ナインエス) (電撃文庫)
しかし、まあ、よく動く。基本的に閉鎖空間での状況が多かったのは、この作品の特徴なのか、それともまだ動き始めた物語を上手く移行させるために必要だったからなのか。

AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫 た 1-4)

中二病邪気眼という痛々しい現象のみをただ広げて、高校のクラスという空間の中で見事に昇華し、物語として成立させました。読みながら、頭を抱えること数回。もうやめてくれと思うこと数回。なんだこれは。と思うのは、作者の妙技に引っかかってしまった証左です。