成田良悟『バッカーノ!1931 臨時急行編―Another Junk Railroad』電撃文庫、2009年

バッカーノ!1931 臨時急行編―Another Junk Railroad (電撃文庫)

久しぶりにバッカーノを読んだという気分になりましたが、これで14作目。長いシリーズになりました。長く続けているのと時間軸を時系列通りにたどってストーリーを展開していくわけではないため、読んでいて忘れていたり、混乱することが多いです。

次の作品への繋ぎであり、前の「鈍行編」や「特急編」の番外編にもあたるため、小粒の作品を寄せ集めたイメージを抱きます。ただ、本当にストーリーの詳細部分は忘れていることが多くて閉口した反面、キャラクターは印象深いものが多いため、「あー、いたいた。こいつ」というのもちらほらと。