水木しげる『ゲゲゲの鬼太郎 2 妖怪軍団』ちくま文庫、1994年

ゲゲゲの鬼太郎 (2) (ちくま文庫)

古本で買いました。いくつか読んだことのあるような短編が並んでいますが、改めて読むと面白いですね。と言いつつも、最初のほうに収録された短編では、人間のせいで(環境開発だか?)引っ越ししなければならず面倒だなあ、とか言っていた鬼太郎が、途中から正義の味方を自称していくのは大いに違和感を得ます。思わず初出はいつだ、とかあちこちひっくり返しましたが、全然明記されていません。不親切極まりない。

というわけで、次からちくまではなく、別の出版社を買っていこうかと思いますが、どこかいいですか>中村先生。今度会ったときにでも聞きますので。