コンビニの傘なんかいらない
このままびしょ濡れてんの
川本真琴「DNA」

傘は必要だと思います。東京の街にも強い雨が降り続き、お昼ご飯に出たときが一番酷かったような気がします。翻せば一番酷いときに外へ出て行った。今日は仕事の日でした。出勤でいつものように地下鉄に乗っていたら、隣に座ったオバハンに「あなたの顔相は非常にいいわ。幸せになる顔よ」と話しかけられたので、「はあ」と適当に相づちを打っていたら、「でも幸せになったからといって、人を蔑んじゃダメ。金持ちは貧乏人を大事にしないといけないの」と何だか説教されました。僕は金持ちでも何でもないのですが。と黙っていると「あなた年はいくつ?」と個人情報へと深く立ち入る隙をうかがってきたので、「羊です」と干支を言ってみたら、虚を突かれたのか、「え、あ、そう。そうなの。そうなの。そうなの」と「そうなの」を繰り返したところで、乗り換えの駅に到着。降りてから、振り返ってみたら、今度は僕のさらに隣にいた女性に話しかけてました。大変ですね。もっと大変なのは、明日もまだゼミがあるということです。早く夏休みが欲しい。