生きてゆくことなんてさ
きっと 人に笑われるぐらいがちょうどいいんだよ
Aqua Timez「決意の朝に」

Aqua Timezをちゃんと聞いたことはありません。ここ最近はゼミ報告書が終わったと思ったら、連休はわけのわかんない仕事で缶詰状態になるなど緊張状態が続いたので、今日はゆっくりと映画を見てきました。ブレイブストーリー宮部みゆきの原作に比べて、かなり端折った内容になってしまったためか、崩壊していく日常と対比されるファンタジー世界という構図が薄くなったかと思います。原作の内実をよく見ていけば、根源的にその2つは決して対比構造で打ち出されているのではないのですが、それはそれ。僕はまだ原作を読み終わっていないのでした。映画はかなりすっきりした内容になってしまいましたね。あれで良いのでしょうか。あと素人ながら気になったのが、ファンタジー作品であるが故に、随所に宮崎アニメの劣化コピーのような表現方法があったということ。蠢く魔族とか、崩れ落ちていく石橋とか。これは僕の気にし過ぎなのかもしれませんし、いつかは不可視化されるものなのかもしれません。とりあえず見終わったら、「カッツさん好きでしょ?」と言われました。その通り。