最近、読んだ本を列挙してみる:その3

そろそろ終わりでしょうか?多分、列挙することを忘れているものもあるかとは思いますが・・・。

耳鳴坂妖異日誌  手のひらに物の怪 (角川スニーカー文庫)耳鳴坂妖異日誌 手のひらに物の怪 (角川スニーカー文庫)
湖山真

角川グループパブリッシング 2009-05-01
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デビュー作だそうですが、妖怪もので非常に興味深いというのに、ここまでつまらないのはなんでしょうか。単純な少年漫画的な主人公の成長物語として描かれていることに問題があるのでしょうか。こんな高校生などはどうでもよくて、妖怪とその組織、人間界との関わり合いの中で生まれてきたルールなど色々と描いて欲しいものです。

ANGEL+DIVE〈1〉STARFAKE (一迅社文庫)ANGEL+DIVE〈1〉STARFAKE (一迅社文庫)
十文字青

一迅社 2008-05-20
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ANGEL+DIVE〈2〉REUNION (一迅社文庫)ANGEL+DIVE〈2〉REUNION (一迅社文庫)
十文字青

一迅社 2008-08-20
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結構、淡々と進んでいきます。高校生の日常世界を描きつつも、次第に異能力的な人物が集まって、ファンタジーものに作品は変容していくわけですが、しかし、主人公の性格によるものか落ち着いた描写によって作品自体は決して度派手なファンタジーではありません。予想以上に面白い作品でしたが、途中で疲れたのも事実。3巻は後回しにしよう。

薔薇のマリアVer0 僕の蹉跌と再生の日々 (角川スニーカー文庫)薔薇のマリアVer0 僕の蹉跌と再生の日々 (角川スニーカー文庫)
十文字青

角川書店 2005-04-28
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と思ったにも関わらず、同じ作者の作品を読むとは矛盾した行動です。薔薇のマリアの1巻の前段階のストーリー。マリアローズがトマトクンらZOOのメンバーに出逢い、加入するまでを描きます。しかし、孤独をかみ締め、しかし、自身の境遇を諦観で眺めるマリアローズは見事すぎます。

四方世界の王 1 総体という名の60(シュシュ) (講談社BOX)四方世界の王 1 総体という名の60(シュシュ) (講談社BOX)
定金伸治記伊孝

講談社 2009-01-06
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『ジハード』の人。毎月出るという講談社BOXの一つです。毎月買っていくと莫大な出費になるため図書館での予約待ちでやっと読めました。2巻はいつ読めるのだろうか。舞台は古代バビロニアですが、異能力者たちとの抗争が始まりそうで、プロローグな1巻。次が楽しみです。