井上堅二『バカとテストと召喚獣』エンターブレイン、2007年

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)

テストの点数がそのまま自らをデフォルメ化した召喚獣の能力値として換算され、クラスごとに争うというお話。ちなみに戦って、削られたポイントはテストを受けると、獲得した点数だけ回復するという・・・日頃、授業をきちんと進めておかないといざという時(生徒がテストをしてくれ!と駆け込んできた時)、非常に困りますね。あといつでも対応できるようにテスト問題を大量に用意していないといけません。と作品はバカな生徒の視点で書かれていますが、読みながら先生の心配をしてしまいました。この作品で一番大変なのは教師陣です。

とそれ以上の感慨が沸かなかった。