アクセルためてルーズな夜見上げる
教職授業中はユリイカの最新号を読んでいました。一応、これでもノートはとっているため、シャーペンを持つたびに読書が途切れます。本末転倒な話ですが、ただ聞いているだけでは寝てしまうので、実は一番良い方法なのかもしれません。という感じで最近読んだ本を列挙してみる。桜庭一樹『少女には向かない職業』。P.D.ジェイムズを読んだのは中学生ぐらいの時だったためか、今では全然覚えていませんが、この本を読んで桜庭作品では「少女」がどのように描かれようとしているのか、ようやく分かったような気にはなれました。『砂糖菓子の弾丸〜』はピンと来なかったけど。柴村仁『我が家のお稲荷さま。』5巻。なんと5巻まで読んでしまったぜ。意外にもクリスマスには無頓着な神様たち。というか特に描写がなかったような気がします。尾田栄一郎『ONE PIECE』50巻。50巻・・・。50か・・・。年を取るもんだ。今のところ書影が出ないのが残念。coco『今日の早川さん』2巻。ネコにはピート。シャミセンよりはマシだと思う。そうオタクは思う。限定版は栞がついてきた。けれども意外にも読書家は栞をきちんと使わない。ということは山名沢湖の『レモネードBOOKS』で言っていた。その通りだと思います。鶴田謙二『おもいでエマノン』。鶴田謙二の単行本が出た!というのが一つの衝撃な寡作・・・いや遅筆作家。エマノンを鶴田作品で読めるというのは一つの幸せだと思います。僕が梶尾真治のエマノン・シリーズを読んだのは非常に遅く、徳間デュアル文庫版でしたが、ラッキーなのは鶴田謙二が挿絵だったことでしょうか。フーテン娘の素晴らしさは変わらずにありました。世の中こうでなければいけない。