宮崎柊羽『神様ゲーム2 カミハナニヲエラブベキ』角川スニーカー文庫

神様ゲーム(2) カミハナニヲエラブベキ (角川スニーカー文庫)

読了記録。

神様は一人ではないらしい、と思いきや、「神様」を名乗れるのは限られているらしい。という日本的なのか何なのか分からないチャンポン具合が現代的なのでしょうか。たまに、ひっかかるのですが、作者の描写能力の限界なのか、情景描写などが後手にまわったり、説明しなかったりしている箇所があります。神を人間的に描くというのは極めて古典的、というより神話がありますし、うーむ。人間との関わり合いというか、距離感が非常に近いというのは特徴かもしれません。