虚しさを抱えて、夢をぶら下げ

大学へ。途上の電車の中で、僕はふくよかな(と気を使いながら表現しています)女性の横に立って、つり革につかまっていたのですが、目の前に座っていた人が「どうぞ」と僕の横の女性に席を譲ろうとする。ああ、そういうことか、妊婦さんなんだな、と思い、僕は少し体を動かして通ることができるスペースをあけようとすると、「違いますっ!」と思いっきり女性は否定をする。これはなかなか居たたまれない。席を譲ろうとした人は次の駅で慌てるように降りてしまい、その女性は終点まであいた席には座ろうとはしなかった。なかなか難しい。ちなみにボスは今日は出勤していなかった。のかどうか知らないが、研究室にはいなかった。なかなか難しい(というほど難しくはない)。