2006年2月

「育生、あんまりつまらないこと言わないで。確かに母さんはそういう育生の生真面目なところに惹かれてはいるけど、たまにはいつもと違うことしてみる余裕が育生には必要なのよ。たまに外れたことをしてみないと、ものの重要度がわかんないの。学校は大切だし、休んじゃいけない。でも、学校を休むことはたかが知れている。たいしたことないってのも、大切だってことも、そのことを破ってみないとわかんないのよ。ね?」
瀬尾まいこ『卵の緒』55頁

休みたい!という欲求の表れで、トップに置いていたわけではない。断じて違うぞ。