松井優征 『魔人探偵脳噛ネウロ』 2巻 集英社

魔人探偵脳噛ネウロ 2 (2)

たまにはこちらだけで漫画の話をしようじゃないか。というわけで無駄にjojo立ちをすることで有名なネウロ。の2巻。基本的にミステリィとしてはもう崩壊状態で、その程度で謎を食うとか言うなや、という感じですが、やはり西澤保彦の偉大さが想起されますね。ファンタジーやSF的要素を詰め込みながらもどこまでフェアになれるかという点では彼が抜きん出ている気がします。ただ問題はネウロは既に魅せることに重点を置いていて謎解きなんて全く気にしておらず、その時点で僕という読者は置いてけぼりにされているのでした。