あなたにとって私もそうでありたい

何だかんだ言いながらも、WBCの試合はほとんどテレビで見ていました。仕事などを上手くやりくりして結局テレビの前に座っていたりするわけです。今日も昼はテレビが設置されている蕎麦屋で食べましたが、店内のおっさん全員が一つのところを見つめているというのは側から見れば奇妙な現象であったことでしょう。ちなみに店員のおばさんも、じっとテレビを見ていました。蕎麦を食べただけで居座って良いのだろうかと思いながらも、客の回転もそれほど良くない上に、お茶のお替りを入れてくれるので、じっと見ることが可能な空気が流れていました。商売としてはどうかと思います。最早、一つのお祭りであったわけで、野球好きでありながらも、その非日常に乗っかっていくのはどうだろう、と普段なら考えるのでしょうが、そんな思考は途中から消え去りました。とはいえ、大会のわけのワカラントーナメントの中で順調に勝ちあがっていきながらも、準決勝に進んだ段階で「もう十分だろう」と思っていたことも事実です。密かに応援していた小松も韓国戦で見事なピッチングを披露してくれたわけですし。とはいえ、優勝はさすがです。岩隈が見事であり、最後の最後でやはりイチローはヒットを打つといった点も劇場に華を添えた感じですね。さて、今度はペナントレースへと戻されます。非日常のお祭りから、試合が1年間続くことになります。オープン戦も終わりの様相で、僕もまた1年間戦い続ける日々がやってきます。途中でへばらないように何とか前に進んでいきましょう。