2008年を振り返る<小説編>
全然、2008年を振り返っていないけど、漫画編だけでは企画倒れなので小説編もやります。
秋田禎信『魔術士オーフェンシリーズ』。というわけで「はぐれ旅」と「無謀編」の両方の再読を行いました。2ヶ月ほどの間、通勤の電車内はこれを読んでばかり。「あいつがこいつで」だか何だかを理解しながら読めるというのは良いものです。
中村恵里加『ダブルブリッドシリーズ』。というわけで年末はこのシリーズの再読をしていました。無事、2008年になって完結そして短編集発売。ストーリーの終焉に立ち会えたことは幸せです。
仁木英之『僕僕先生』。続編が出たというのにまだ読めていません。ニートと仙人のお話。仙人はニートではないのか?とも思ったりします。
霜島ケイ『カラクリ荘の異人たち』。人間界と妖怪世界との狭間に存在する下宿の物語。両属性を描くのは妖怪作品にはありがちなのですが、それでも求めてしまいます。
水口敬文『憐シリーズ』。またもシリーズもの。結局のところ、そんなに新作を読んでいない2008年です。SFでラブコメでした。堪能させていただきました。ちなみにイラストはシギサワカヤ。『九月病』とかでお馴染み。
有川浩『図書館戦争シリーズ』。ラブコメ!アニメ化もされましたし。
ちなみに去年の同じ企画をみたら、有川浩『図書館戦争』シリーズ、細音啓『黄昏色の詠使い』シリーズ、野村美月『文学少女』シリーズ、雨木シュウスケ『鋼殻のレギオス』シリーズ、似鳥鶏『理由あって冬に出る』を取り上げていました。成長がないというか・・・。