悲しい日には嘘つき歌ひとつ

朝は8時に起きる。昨晩のうちにセットしておいた炊飯器からご飯をよそいながら、先に弟が食べた味噌汁を温め直す。出勤する弟を尻目に、ゆっくりと食事をとる。朝ご飯は一日の始まりである。ここをしっかりとしないと一日の知的活動は望めないのだ。その後、布団を干し、洗濯をすると、自分の時間ができる。午前中の3時間が勝負である。この3時間のうちに執筆活動をしておかないと、午後は気温が上昇する一方であり、私のやる気は下降をたどる一方である。少しだけ伸びをし、昼ごはんをとった後は、しばしの休息である。休むのも重要な仕事だ、というのは私の持論だが、一日のうち休む暇がないというのは休む時間を生成できないという点では怠惰としかいえない。扇風機の真横で寝転がり、読書に励む。古今東西の古典を時載りのように読みふけるのだ。時には昼寝もいい。甲子園は良い睡眠薬だ。夕方になり、風が優しくなってくると夕食の買出しを兼ねて散歩へと出る。植草甚一のように散歩をしながら、どうでもいいことを考えよう。iPodでJazzを聞くのもいい。という感じで夏休みを過ごすのが理想です。あくまで理想です。昼夜逆転のオタクライフは全く揺らぐことがありません。明日はまた月曜日なのですね。最近、色々なことが殺風景になってきたのは、他者と接することがほとんどないからだと思います。僕はどうやって他人と会話をしているのでしょうか。悩み出すと答えが見つかりません。