『かみちゅ!』 6巻

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と上記に書きながらも、こちらも少しずつ見ています。相変わらず淡々と話が進んでいく、ような錯覚に陥ってしまいますが、6巻はそれなりに大事件を収めた巻のような気がします。

「祀ちゃんが元気で良いですね」と感想を書いた、次の話で号泣しているから、どうしようかと思いました。第11話「恋は行方不明」。舞台は広島なのですね。尾道か。実家が近いです。というのはさて置き、面白かったのは第12話「ふしぎなぼうけん」でした。

いつものように神様だけど中学生という二つの概念の有機的結合を諦めたかのようなお話でした。そう、神様なので神無月には出雲へ行かなければなりません。そして中学生でもあるために1ヶ月の転校も必要となってきます。というわけで神様・中学生という二つの齟齬を、そのまま受けれるとこうなりますという話でした。転校というトピックに伴う様々な不安を、見事に表しているという点はやはり見事というか何というか。出雲で寝泊りしている場所で、夜には勉強をして、昼間は学校行って、夕方からは神コンをめぐって、と日常・非日常の対比すらなく、ゆりえ一人でこなしていくその情景は、この物語の特徴を全て凝縮した感があります。

さて、残るはDVD2巻分。ゆるゆる見よう。