5分で書く出張日記

黙々と史料を撮影するのは精神衛生上、非常に良いものではないかと思いながら撮影をしていました。一枚ずつめくって、撮影し、まためくって撮影をする、という作業はきちんと前に向いて進んでいるような錯覚に陥らせてくれます。たとえ、それが錯覚でも、別に構わない。研究者としての装いを身にまといながらの作業は、仮面と鎧を身に着けたような安心感の中に居られました。終わった後の虚脱感もすごく、先ほどまでの移動の電車の中では一言も発さず。宿に入って、さっそくメールチェックをする。最近はすぐにLANにつなげるから、便利というか、何というか。とりあえずこれが終わったあと、休む間もなく次の調査が入っているので、それを打ち合わせる・・・のか、ネット上で。